カテゴリー「2007年 夏 宮古島」の7件の記事

2007年10月 5日 (金)

2007 宮古島旅行記(7)

■Day 6&7 - 7/25(木),26(金) 本島・コザと恩納村

のんびり起きて、明るいテラスで朝ごはんをのんびりしっかり堪能。
ちゃんと席に案内してくれてからのビュッフェだから、余計な事に気を遣わなくて済むのが嬉しい。
今日は、コザ周辺に買い物に行ってみよう、という事で、待ち歩きの準備をしてタクシーで向かう。

軍のゲート通り入り口で降ろしてもらい、軍の関係者向けの店が並ぶ通りを歩いてみる。
しかしほとんどの店がまだ開店前で、大通りも人が少ない。
考えてみたら、平日の11時前だ。こんな時間帯に人は集まってはこないわな、普通。
そして強烈な日差しと暑さ、コンクリートの照り返し。あっという間にお疲れモードとなった。
地図を見ると、ゲート通りと平行して、アーケード屋根のある中央パークアベニューという通りがあって、ここにお店が集中しているらしい。
屋根がある、というのはありがたい。
まず小洒落たカフェを見つけ、冷たいものを飲みに避難。
ここで売られている琉球ガラスの品々は、素敵なデザインのものが多くて、お洒落なギャラリーみたい。
涼しいし素敵だし、という事でしばらくこの店にいた。
ここで、とっても魅かれる色合いのグラスに出合って目が離せなくなった。
桜のような色のグラス。
車やTシャツをはじめ、私の身の回りの大半のものはvividなオレンジなのだが、今年は何故か薄いピンクに魅かれている。
そういえば6月に買い替えた携帯も薄いピンクだ。
何か気分的なものなのかな?
一度お店を出たものの、やっぱり気になって結局お持ち帰り。

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何を飲んでも美味しく感じる、お気に入りの一品。(でもやっぱり一番美味しいのはロックの泡盛)

この店の数件先には、有名な「チャーリー多幸寿」がある。
タコス好きな私達、ここでランチを食べたかったんだけど…木曜定休日。うぅっ、残念。
ワッペンの専門店だとか音楽関連の店、なんだか面白い店がたくさん並ぶ通りだ。
ここ、絶対に夜に来た方が面白いと思う。

昨日行った美浜アメリカンビレッジにあるお店にもう一度行きたいとダンナが言うので、北谷で買い物をしてお昼を食べてからホテルに戻る。
昼下がり、ホテルのプールでのんびり遊ぶ事にした。

ぬるい。

恐るべし沖縄の日差しと暑さ。海もプールも、どこもかしこもぬるい。
これじゃ珊瑚も白化するよね…ハンパじゃないレベルだよ。

2時間近くプールで遊び、私は一足先にあがって大浴場へ。
ここのお風呂、そんなに広くはないけど、ジャグジーとサウナがある二階まで空間が吹き抜けになってて光が入り、ちょっといい感じ。
混んでない時間帯だから、のんびりゆっくり楽しめた。
部屋に戻って、髪を乾かしたり保湿クリーム塗ったり、マニキュア塗りなおしたり。
普段の生活じゃ手早く済ませたい面倒な事がらも、なんて楽しめることか。

■うんな岳
前回本島に来た時にとても楽しい時間を過ごさせてくれた居酒屋、恩納村の「うんな岳」。
ここに再度行く事が今回の本島立ち寄りのメインの理由だ。
万座毛の近く、恩納村は宜野湾から車で一時間くらいだから、決して近くはない。
バスでのんびり行く予定だったんだけど、プール遊びで盛り上がってしまいそんなに余裕がなくなってしまった。
そんな訳で、行きも帰りもタクシーを使う事にした。

電話で名前だけ伝えて予約する。よかった、営業してる。
58号線をずっと北上、途中あたりから見覚えのある風景がどんどん目にとびこんでくる。
こんばんはぁ、とお店に入ると、店長発見!
カウンターでは既に常連さんとおぼしき方が座っていらしたので、今回は遠慮して座敷へ。
すると店長が、「あー、前に来てくれたお客さんだ~」って。うわ、覚えててくれた!

万座近辺は海ぶどうの養殖場がすぐ近くにある。
ポン酢じゃなくてドレッシングで食べるここの海ぶどうはとても美味しい。
それから、大好きな田芋のからあげ、泡盛「萬座」。
他のメニューも皆好みの味で、お酒がとっても進むのだ。

仕事の合間をぬって店長がテーブルに来てくれて飲むのに付き合ってくれた。
前回、スイジ貝をはじめ珍しい深海の貝なんかをもらったんだけど、今回もいくつか変わった貝をもらった。
「これは希少品だから見せるだけね」って珍しい柄の貝を見せてくれる。
これ、ホントに自然の柄!?描いてない~?なんて大盛り上がり。

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そのうち予約の団体さんが到着されて店内は大忙し。
吉本興業のロケ班の皆さんだそうで、その中には知ってる芸人さんの顔もあった。
12時をまわった頃、タクシーを呼んでもらった。
また来ますね!って店長さんと握手して帰る。

美味しい料理やお酒以上の楽しい空間を、これでもかと提供してくれる。
そういえば、「いちゃりばちょーでー」(= 行き逢えば兄弟) という素敵な「うちなーグチ」とその意味を教えてくれたのもこの人だった。
私達も、どっちかといえば「おせっかい」型なので、こういう人が切り盛りしているお店は大好きだ。
きっと今後何度も、石垣や宮古に行く度に必ず立ち寄るのだろうな。
帰りのタクシーの中、「楽しかったね~」を何度連発したことか。
当然、往復のタクシー代の方が飲み代をはるかに上回るのだけど、こういう時間を楽しむ為に費やすお金ならば価値があるよね。

ところで、休み中ヒゲを剃らなかったダンナ。
至るところで、現地の人に「島の方ですよね?」と言われていた。
すっかり溶け込んでいる…。
そういえばこの人は、11年前の新婚旅行でフィジーに行った時も、旅の終わりには日本人では無いような風貌になっていたっけ。
なんだかウラヤマシイ。

■最終日・那覇~名古屋
一週間の旅も今日が最終日。
いつも寂しい気分で帰るのだけれど、今日はまだ金曜日。
そして、この週末は名古屋で一緒にいられると思うと、いつもブーたれた気分になる那覇空港への道程も楽しい気分をキープしたままでいられる。
このスケジューリング、正解だったかも。

お昼過ぎのフライトだから、早めに出て、有名な国際通りにでも行ってみようか?
なんて言っていたのだけれど、来た時と同じように那覇市街の渋滞はひどかった。
こんな旅の最後になって時間に追われて焦るのも嫌なので、空港へ直行してお土産屋さんを散策したりしてのんびり過ごす。

本当にリフレッシュ出来た。
いつもの事とはいえ、仕事ではあれこれ悩む事ばかりだし、家に帰っても一人で過ごす事が多かったし…いろんなストレスがたまっていてちょっと変だな、というのはなんとなく自覚できていた。
旅行中、ずっとしゃべり続けている訳じゃないけど、どって事ない会話をしたい時に出来る。あぁ、今まで当たり前のように過ごしていたこういう時間が一人暮らしをするようになって失われ、その積み重ねがストレスの一部になってるんだなって事に初めて気付いた。
他にも、気付いていないストレスの要素はたくさんあるんだろうけどね。

こんな風に旅を満喫できる事に、感謝。

2007年10月 1日 (月)

2007 宮古島旅行記(6)

■Day 5 - 7/24(水) 沖縄本島へ

朝起きると、やはり快晴。でも、少し雲がかかってるかな。
今日は宮古島を離れて、沖縄本島へ。
初日はタオル類を洗い、夕べは思い切ってTシャツからパンツ類から全部洗ってみた。
夜中にフロント脇のランドリーで洗濯した服一式は、部屋のクローゼットのハンガーにずらりと吊るして、クローゼットの扉を全開にして寝たのだ。
暑くて寝る時もエアコンは付けたままだったので。
乾燥対策にもなりそうだし、チェックアウト迄には乾くでしょ・・・なんて言っていたんだけど、日が昇る頃にはもうバッチリ乾いていた。
おそるべしホテルの乾燥・・・保湿はしっかりしなきゃいけなかった、と今さら慌ててみる。

昨夜買い込んだおにぎりとさんぴん茶でのんびり朝ゴハン食べながら、メジャーリーグ中継を楽しむ。
チェックアウトの為のパッキングも、のんびり。元々荷物少ないしね。

チェックアウト済ませて、レンタカーを返して空港へ。
お昼のフライトで宮古島を離れて本島へ移動する。
宮古の空港では、マンゴーの配送手配をしようと思っていた。
毎年、お世話になっている親戚4件にお中元・お歳暮を送っているのだけれど、今年のお中元はちょっと遅めで、宮古島からマンゴーを送ろうと旅行の計画の段階で決めていたのだ。
仙川のダンナの実家と、浅草の私の実家と、仲人をやってくれた遊びの達人・ダンナ方の伯父母夫妻、そして去年石垣島にも一緒に行った立川のばあちゃん&伯母宅。
どの家の面々も皆美味しいモノが大好きだから、送るのが楽しみになるようなモノしか送りたくない。
一件\3,000ちょっとの予算で、マンゴー2-3個が遅れる。東京じゃ考えられない・・・現地調達の嬉しいところだよね。

配送の手配を終え、気がかりは全部終了。
じゃあ、この旅最後の宮古ソバ食べておこうか、と食堂に入りお昼を楽しんでいると、轟音が響いているような気配。
飛行機のエンジン音??と窓の方を見ると、バケツをひっくり返したような勢いで大雨が降っていた。
昨日の運ちゃんの予報、当たったねぇ!とビックリ。
島を去る時に大雨だなんて、天気にはずっと恵まれた旅だ。
でも、島の人達みな「今年は雨が来なくて辛い」って言っていたから、恵の雨なのだろう。
元気のなかった南国の花々も、これでイキイキとするんだろうな。

残念だったのは、飛行機の離発着の時に眺められるはずの最高な宮古島周辺の景色を雲にさえぎられて見られなかった事。
来た時も、もう薄暗かったから見られなかった。
まあでも、何でもかんでも思い通りにならないから次回が楽しみなのだけどね。
次回は、宮古島を拠点にして多良間島に行ってみたいな。

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雨雲を抜ければ、こんな夏空

★沖縄本島
宮古から本島は、あっという間。
那覇空港に着き、いつもだったら待合ロビーから到着ゲートへ一直線・・・なのだが、今日はロビーの売店へ一直線。
ずーっと気になっていた「やぎみるく」を求める。
¥250ナリ。
おそるおそる一口飲んでみる。あれ、意外と美味しい。普通の牛乳みたいな味・・・と最初思ったけど、鼻に抜ける風味が何か覚えのある香りだ。
ダンナにも飲ませてみる。
二人で指を差し合って、「ジンギスカンだ!」と同時に叫ぶ。
そう、言ってみるならばラムの風味だった。
あー、スッキリした。宿題を一つ片付けたような気分だ。

やぎみるくの横には、やぎチーズも並んでいたようだけど、そっちも試してみればよかったかな…。

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★初めての宜野湾
本島の宿泊は2泊。いつもだったら中部あたりまで一気に移動するのだけど、今回の本島stayの目的は二つ。
北谷及びコザの米軍ファッションの店を散策する事と、万座のお気に入りの居酒屋に飲みに行く事。
なので、今回の宿泊先は那覇に近いエリアでもいいか、という事で宜野湾のANAホテルへの宿泊。
お値段安くはないけど、ANA Hotel は結構好きなのだ。ANAのマイラーですし。

今回、ホテルまではタクシーで向かったのだけれど、空港から那覇市外を抜けるまでは驚く程の渋滞だった。
噂には聞いていたものの、これはすごい。
運転は運転手さんにお任せだから、こっちは気楽だけどね。渋滞でも窓の外の、「沖縄らしい」光景をたくさん見られるし、運転手さんからたくさん話を聞けるし。
軍港で、ビルみたいな大きな船から装甲車が積み下ろされていたり、タクシーのすぐ隣を大きなおおきな軍の車が走っていたり、爆音と共に大きな機体の飛行機が急旋回していたり...沖縄の、生活の一面だ。

宜野湾のラグナガーデンホテルは、お洒落で素敵なカンジだった。
禁煙の部屋がいいんです、とリクエストすると、高層の禁煙ルームへアップグレードしてくれた。
部屋も結構広めだし、ベランダに出ると眼下に公園、そしてすぐ球場、その向こうに海。
時折、飛行機が飛んできては急旋回するのも見える。
大轟音。これ、生活してる人達はたまんないだろうな…。

宜野湾の球場って、もしかしてベイスターズがキャンプで使ってるとこじゃない?そのシーズンだったら選手に会えたかもねー、なんて会話に花が咲く。
初めての宮古島ステイの時、ブリーズベイでオリックスの選手と遭遇して大興奮した事なんかも思い出していた。

ホテルで自転車借りて北谷の町に行ってみよう…としたのだが、ホテルで貸せる自転車は6時迄という規制があるんだって。
残念。仕方ないので、タクシーで北谷に行ってみた。
大きな観覧車のある、アメリカンビレッジと呼ばれるショッピングセンターだった。
これは若者が集まってきたくなるような所だねえ~、なんて言いながら、若者ではない我々はアメリカンテイストのカジュアルウェアの物色に大集中。
ダンナはジーパン、私はショートパンツを調達して、めっちゃくちゃ安い居酒屋で祝杯(?)をあげた。
沖縄で街遊びしたのって、初めてかも。
何度も旅行に来ているのに、国際通りとか足踏み入れた事ないんだよね、そういえば…。

* * * Day 6に続く * * *

2007年9月30日 (日)

2007 宮古島旅行記(5)

■Day 4 - 7/23(火)宮古島ドライブ

今朝も快晴。
広いベランダでは夜中に干した洗濯物が既に熱くなってハタメき、海・ブリーズベイマリーナ・さとうきび畑のアップダウンが一望できる。
これから宮古に来たらここを定宿にしようっと。
高層階で部屋が広くて、眺めが良くて一人JPY 7,000、十分でしょ。

朝食は、今日の分だけブリーズベイホテルの朝ゴハン(バイキング)を申し込んでいた。
しかし、激コミ!子供が走り回り、賑やか。
そう、夏休みシーズンなのだという事を改めて実感した。
入り口でチケットを係の人に渡し、一通りの料理を選んでから席を探す…が、空いてない。
トレーを持ったまま立ちすくむ人達、私達の他にも数人。
一通り見てみると、ガラス張りの「喫煙席」の中に席がいくつか空いているのを発見。
しょーがないのでそこに座って食事するけど、当然、周囲はモックモク。美味しいはずの食事も美味しく感じない。
そこそこに済ませて、コーヒーも飲まずに退散。残念!
明日はここでゴハン食べるの止めようね、多分部屋でコンビニのおにポー食べた方が楽しく美味しい朝ごはんタイムを過ごせるねぇ、と言いながら部屋に戻った。
混雑期は、仕方ない。

今日は島をドライブして、興味のあるスポットがあったらそこでシュノーケリングしよう、という事に。
前回宮古島に来た時にもドライブたくさんしたからガイドブックに紹介されている名所はほとんど行った事がある。
でも、「また来たいな」と思わせる場所もたくさんあったし、訪れる季節や時間帯の違いで見方も変わるハズだし、4年も経てば変わった所もあるだろうし、何よりこの島の風景や空気を作り出している、ガイドブックには載っていない何気ないモノ達を認識していく時間はとても楽しいだろうし。

道を走っていて良く目につくのは、赤土の畑とさとうきび・丘の多い風景・交差点に立っているおまわりさん人形(その名はミヤコマモル君)。

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ミヤコ マモル君。いっこく堂の人形じゃないですよね・・?

今回は、選挙のポスター(沖縄らしいカンジで注目!)と前回来島した時には無かった「ラボタ」の看板。
「ラボタ」は最近出来た魚の養殖の為の研究機関で、観光客が入場してその設備を見たり飼っている魚を見たりする事が出来るらしい。
しかも、飼われているマグロやカツオらに餌付けをする事が出来るという!
水族館大好きな私達、そんなワクワクする場所に行かない訳にはいかないでしょう。

★ラボタ
西平安名崎に向かう途中、すぐ手前に施設はあった。
こじんまりした施設。入場料は¥1,300/大人だった。
入るとすぐ、小さな水槽に何種類かの魚や貝が展示してあり、場内の説明書き。
ここの水槽には循環型浄化システムが取り入れられているとの事。
水族館というよりも、名前どおり、ラボの意味合いが強いんだなぁと思いながら展示コーナーを抜けると、マグロやカンパチが回遊する大型プール出現。
ここで、エサをあげる事が出来る。このプールにいる大型魚用、稚魚用と分かれて販売されていたエサを求める。
大型魚用は、カップに入ったキビナゴのような小魚だ。
このエサやり、結構エキサイティングだった。
眼下を大型魚はすごい勢いで泳いでいく。
水面にエサをたらしても食いついてこない。満腹か?
でも手を離した瞬間、目にもとまらぬ?スピードで食いついてくる。おー、面白い!
大型魚だけにその力強い筋肉の動きが良く分かって、感動。
4-5種類の魚が泳いでいたと思うけど、一番どんくさい種類の魚っていうのはいて、どんなに他の種類が少ない群れを選んでそこに餌を投げても、後ろからすごい勢いでやってきた他の種類の魚に取られてしまうのだ。
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稚魚、幼魚達のいる小さなプールには、ヒラメやミーバイ、鯛などが飼われていた。
こっちのエサは、ドックフードのような小さな塊。
こっちの魚達の食いつきは、もっとすごい。大量の稚魚が、彼の手の動きに合わせて一斉に動く。
成長過程で貪欲、って事なのかな。見ていて飽きなかった。

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★西平安名崎
初めて宮古島に来た時に最初に立ち寄った場所で、その時の景色に涙が出そうなくらい感動したのを覚えている。
立ち並ぶ風力発電の大きな白い羽、まぶしい光、キレイな色だけで構成されている海、池間大橋。
この風車、直後の台風で全部倒れてしまったと聞いていたけれど、一基だけ再建されていた。
白い羽が、青い空に映える。そういえば波照間島にあった羽も、大好きな光景だったな。

前回は見逃したのか、「世田谷まで1,900km」という標識がたっていた。
こっちに1,900km行くとウチなんだねぇ、自宅からこんなに離れてるんだ・・・なんて会話で盛り上がる。

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池間大橋を渡って池間島を一周ドライブ。途中、ビーチに続いていそうな道を見つけては寄り道。
ダンナは海に入ってみる。私は砂浜に座ってボーっと海や空を眺めているか、何かどうって事ないような事を手帳に書いているか。
シアワセな時間だ。
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こんな道を乗り越えると、向こうには素敵なビーチがあったりする。

丁度、池間島を一周したらお昼どき。
池間大橋を戻り、すぐ橋の近くにある有名な「すむばり食堂」に行ってみた。
タコが美味しいんだとか。
名物、「すむばりそば」にチャレンジしてみる。
美味しい~!
タコと、たっぷりの野菜を炒めたものがそばの上にかかっている。めっちゃジューシー。
観光客にも地元の人にも大人気らしい。分かる!

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すむばりそば。これ、とっても美味しかった★

★宮古島ドライブ
シュノーケリングの出来るビーチを探しつつ、島を一周するドライブ。
東に向かい、東平安名崎まで海沿いの道をひたすら走る。こっち側は海抜の高いところを道が走っているので、高いところから海が見える。
沖縄の宝の一つは、間違いなく自然が作ったこの景勝だよね。
すごいなぁ、と感動できる自然の景勝地が、これでもかとたくさん、あちこちにある。
すごい事だと思う。私達が惹きつけられる理由の一つだ。
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シュノーケリングの名所である吉野海岸も仲里海岸も、残念だけどたくさんの人がいてのんびりムードではなかった。
結局ホテルの契約ビーチであるシギラビーチに行ってちょっと泳いだ。
ここは人が少なくて施設がちゃんとしていて便利だけど・・・つまんない。
子供連れのご家族には、安心して遊ばせられるビーチだと思う。ちゃんと岩場に魚もいるしね。
しかし、今年の沖縄のビーチ!びっくりするくらい、ぬるいのだ。まるでお風呂みたいに。
雨もずっと降ってないらしい。道でみかける植物も心なしか元気なく見えるのもそのせいか。
いつもだったら花の写真を撮りまくるんだけど、今回は元気な花が圧倒的に少ないのがとても気がかり。

ゆっくりお風呂に入って、市街地に飲みに行こう!と、一時間くらいで引き上げた。

タクシーで平良の市街地へ。
ぽうちゃたつやさんに行ってみよう、と向かったらなんと定休日!
初日にアトーレホテルのお兄ちゃんにもらっていた美味しい店リストをひっぱり出し、近所の「おふくろ亭」へ。
海工房の並びだ。
覗いてみると、ここも奇跡的にカウンターに二席だけ空きが!
頑固そうな親方が調理場をしきっていた。人気店らしい。
私の隣の男性は「この一番高いコースを」というオーダーの仕方をしていた。
いいなぁー、どんなモノが出てくるんだろうね、という話をダンナとしているうちにその男性とも会話が始まった。
知らない土地に来たら、タクシーの運転手さんが勧める店に連れてきてもらって、一番高いコースを食べてみる主義なんだって。
いいですねぇ、それ!って言っていたら、「アンタ達みたいに慣れてる方が絶対にいいよ。楽しそうに選んで注文してるから横目で見てたら、出てきた料理は全部おいしそうなんだから。」だって。
沖縄の美味しい料理の話で盛り上がっていたら、いつの間にかお店の親方も話に加わり、大盛り上がり。
やっぱりカウンター席はこれが楽しいよね。

ホテルから市街まで連れてきてくれたタクシーのお兄ちゃんに迎えを頼んでコンビニに入り、明日の朝ごはんを調達。
スパムやタコライス、肉みそのおにぎりをGET。
行きは口数の少なかった運転手さんは、帰りはとてもおしゃべりだった。
さとうきび畑の上に広がる星空を見ながら、「明日は久しぶりに雨が来るかも」と言っていた。
宮古島に来てから、ずーっとカラカラの天気が続いていたので、ちょっと半信半疑。

~Day 5 に続く~

2007年8月17日 (金)

2007 宮古島旅行記(4)

■Day 3 7/23(月) 下地島・伊良部島第二日目

気持ちの良い朝。
ベランダに出ると、鳥のさえずりとセミの合唱、明るい日差しがお出迎え。
ここの施設前に広がる芝生には、見たことないような鳥がたくさん集まってくる。
今日も暑くなりそうだな。

日ごろ夜更かし寝不足系の私達だが、旅行の時は早寝早起きだ。
日中めいっぱい動いて、くたくた→お酒飲んで酔っ払う→いつの間にかダウン→早起き、という図式なんだけど。
朝食で食堂に行くと、もう一組の宿泊客である家族連れが、半分くらいの人数になってる。
と、初老の男性が、目をキラキラさせた男の子を連れてびしょ濡れで入ってきた。
男の子は、「魚捕まえた!いっぱいいた!!」と興奮して家族にバケツを見せる。
朝からどこかの浜で潜ってきたみたい。いいなぁ~。
一人残ってコーヒーをのんびり飲んでると、着替えを済ませたその男性が食事をしに入ってきた。自然と会話が始まり、バケツの中の魚を見せてもらう。
昨日、飛行機を見ていたあたりのすぐ近くにダイバーに人気の中ノ島海岸という所があり、その周辺には魚がうようよいるんだとか。
「中ノ島は人が多すぎるから、嫌だったら、別にそこじゃなくてもどこにでも魚はいるよ」とのこと。
今日はその辺に行ってみようかな。

チェックアウトの時、元気な女将さんとその男性がおしゃべりしていた。
聞くと、彼はもう何十年も沖縄に通い続けており、伊良部島のこの宿舎にも毎年来ているらしい。
おぉ、エキスパート!
こういう先輩達の話を聞くのが楽しいんだよねぇ。もっと話を聞いていたかった。
一緒に飲む機会があれば良かったんだけど、残念。

★滑走路と飛行機と珊瑚礁と★
さて、チェックアウトをすませて外に出ると、西の方面に、珊瑚礁側から着陸する飛行機が見えた。
今日も飛んでる!しかし昨日と着陸の向きが逆だ!風向きが違うから?
まずは下地島空港の、滑走路周辺に行ってみる事にする。
昨日は東側の滑走路を横切ったが、反対の西側、珊瑚礁に伸びている滑走路側には行っていなかった。

到着してみると、素晴らしい眺め!
長く伸びている滑走路の周辺はフェンスがはりめぐらされているが、その周囲を車がぎりぎりすれ違えるくらいの幅の道が囲んでおり、その周りは、珊瑚礁の海。
滑走路の先端まで行ってみた。その先にも、橋のようなものが伸びてるが、そこには立ち入り禁止。それは誘導灯なのだった。
先端部に立って滑走路に背を向けていると、目の前に伸びた誘導灯の橋とエメラルドグリーンの珊瑚礁が広がり、その向こうには白い大きな雲と青い空。
そこから飛行機が、「自分目がけて」下りてくる感じ。昨日よりも、頭上を通り抜ける飛行機の機体は大きく見えて迫力満点。
これ、飛行機好きの子供とか連れてきたら大興奮なんじゃないかなぁ。
この風景、連れてきて見せてあげたいなぁ・・・って思う人の顔がいくつも浮かんだ。
幸せな夏休みだ。
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★中ノ島海岸およびその付近★
しかし日除けになるものが一切ないので、そんなに長いこといられない訳で。
どっかで泳ごうか、と車に乗り込み中ノ島海岸に向かった。
島の周回道路に車が7-8台停まっているので、すぐにここだと分かった。こんなにたくさんの車が集まってる場所、港以外で初めて見たような気がする。
坂を下りて浜に出てみると、海岸には大きな岩が点在。あぁ、こんなに岩があれば、浅いところにも魚はたくさんいそうだね。
でもやはり、おじさんが言っていた通り人が多い。
なので、すぐ近くの、昨日飛行機を見ていたポイント脇にあった小さな海岸に行ってみる事にした。
ここは私達だけ。念入りに日焼け止めを全身にすり込み、シュノーケリング開始。
見た目、岩の多い海岸って水が冷たい事が多いんだけど・・・ぬるい。お風呂みたい!
私は泳ぎに自信がないので、ふくらませた浮き輪を片手でつかみながらのシュノーケリング。
いるいる、すんごくたくさんいる!足が着く範囲だけでも、鮮やかな縞模様の熱帯魚がうようよ。
魚だけじゃなくてイカなんかもいる。
ダンナ曰く、イカとは長い事、見つめ合ったんだそうだ。
ポン!とイカの前で手を叩くと、シャーッと足を上下に広げて大きく見せ、威嚇するんだとか。
でも逃げる訳でもなく、また同じ距離をキープしたまま見つめてるんだって。
で、またポンと手を叩くと、お約束のようにシャーッ、とやるのが楽しくて何度も繰り返したそうな。
それ、私もやってみたかったな。

適度に泳いだ後、私は浜に座ってぼんやり・のんびり。
ちょうどすぐ後ろから飛び立つ飛行機の轟音にも、違和感を感じないのは何でなんだろう。暑いんだけど風が気持ち良い。
よく見ると浜には漂流物らしきゴミがたくさん。
見慣れた文字・絵柄のものはほとんどない。改めて地図を頭に思い浮かべ、なるほどと思った。島、なのだよね。
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★渡口の浜 AGAIN★
お腹が空いてきたので時計を見てみると、お昼を回っていた。
いつもは何時間でも魚のように泳ぐダンナも、あまりの水の温かさに、疲労が倍増すると言っていた。
昨日行った渡口の浜に、コインシャワーがあったのを思い出し、そこに寄ってお昼食べて宮古島に帰る事にした。
渡口の浜、今日は日差しが強いので、昨日よりもビーチは美しく見える。
ちょっと海に入ってみると・・・やっぱりぬるい。
貝やら砂やらをビニール袋に少し入れてお土産にした。

シャワーを浴びて着替える。
ここは海の家もあり、結構長いビーチなので、子供連れのご家族にはいい所だろうな。
近場でお昼を食べる所があるか、もらったフリーペーパーのガイドブックを見ると、渡口の浜すぐ脇を流れる川(運河?)をさかのぼってすぐの所に建っている、「ホテルサウスアイランド」の2Fが食堂になっているようなのでそこに向かう。
地元の人も立ち寄りそうな、普通の食堂だった。
このホテルの1Fはスーパーだ。便利そうなホテルだ。
ダンナは肉炒めそば、私はそうめんちゃんぷるーを頼んだ。
そんなに期待してはいなかったんだけど、めちゃめちゃ美味しい!
レストランの名前は「入り江」。
渡口の浜から続く入り江に面しているからね。
入り江がこんなにキレイだなんて、とため息。
満足感いっぱいで伊良部島を発った。
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★海工房★
宮古島の平良港に到着したのは、午後3時頃。
人が多くて、圧倒されそう。
市街地に出て車を停め、まず最初に宮古島訪問の第一目的である、「海工房」へ。
ここの海素材を使って作ったアクセサリーは、デザインもコンセプトも大好きだ。
前回ここで買った水牛の皮紐のネックレスは、仕事の無い日は毎日つけ続け、2年目に紐がすり切れてしまった。
モチーフは、サメの歯や水牛の角、各種サンゴや流木等を加工したものであり、とても素敵。
1時間近く店内で悩み、自分用には水牛の角で作ったカメのネックレスと、赤サンゴのストラップを購入。
どちらにも、自分の名前を彫ってもらう。
赤サンゴは、女性が持っているとお守りになると言われているそうで、(男性はサメの歯らしい)傷つけたり割ったりするのは縁起が悪いという事で 赤サンゴの隣にある水牛の角で出来たモチーフに彫ってもらった。
紐が切れたら送ってくださいね、付け直して送りますから・・・と、親切な店のお兄さん。
お土産や自分用のものを選ぶのに長いこと悩んでいた私達に、いろいろなネタを提供してくれた。
この店内には、温かい空気も流れている。

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お店を出て近くの路地を歩くと、初日の夜にお世話になったぽうちゃたつやさんの前に出た。まだ開店前なのでのれんが出ていない。
ふとお酒の良い香りが漂っているので辺りを見わたすと、お店の真向かいは、美味しい泡盛「菊の露」の醸造所だった!
こんな所にあるんだー!!!と盛り上がる。
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宮古島では、やってみたいと思ってチェックしていたactivityがあった。
シーカヤックで、ポイントに連れていってもらいシュノーケリングをし、その後鍾乳洞に入っていく、というツアー。
ほぼ一日使ってしまうけど、明日ならば・・・と思って電話をしたら、がーん。
鍾乳洞ツアーはちょうど数日間のお休み期間中で、私達が宮古を発つ日に再開するらしいのだ。
あぁ~、残念・・・
でも、丸一日空いたから、島内ドライブが出来るね、と気持ちを切り替えて、ホテルへ向かう事に。

★コンドミニアムへ★
今日と明日の宿泊は、リゾートビラ ブリッサという、コンドミニアムタイプの宿泊施設だ。
4年前に宮古に来た時には無かったと思うけれど、その時に宿泊したブリーズベイマリーナホテルの系列で、近隣に建っている。
元々はリゾートマンションだったのかな?
コンドミニアムという事で、ホテルよりはだんぜん安い。それに、トイレもお風呂も部屋も冷蔵庫もベランダも、ずっと広めでゆったりしている。
タオルや歯ブラシの備え付けは無いけれど、コインランドリーもあるし、ブリーズベイマリーナホテルとは定期的にシャトルバスが走っていて、ホテルの大浴場やビーチ、プールも使える。
バスタオルなんかもホテルのフロントで貸してもらえるし、とても便利だった。
また次に宮古島に来た時は、このコンドミニアムを拠点にしようかな。

このホテルのある上野村は、市街地や空港からは離れた距離にあるので、この日の晩御飯はホテルのレストランで食べる事にした。
ホテル近くにも定食屋さんや居酒屋があったけれど、チェックインした時にホテルレストラン30% OFFの優待券をもらったので。
それに疲れたしねー。
私は銭湯育ち(浅草の実家にはお風呂が無かった。)なので、未だに家のお風呂では「心底リラックス」出来ない。
だから大浴場のあるホテルやスーパー銭湯、温泉等は本当に嬉しい。
(鼻をつく塩素の匂いにだけは辟易するけど)
ホテルの大浴場には、家族連れがたくさんいた。
皆、背中とか足とかが赤くなっていて痛そう・・・。中には、熱帯魚のようにくっきりとした縞模様がついちゃっている人もいる。
全身くまなく日焼け止めを塗っておけば、まっかっかにはならないのにな。
私達が日焼け止めを念入りに塗るのは、焼きたくないからじゃなく、やけど状態になるのを防ぐ為なのだ。

ごはんの後、ホテルのお土産屋さんをチェック。
ここの品揃えも、なかなかいいかもー。
去年の石垣全日空ホテルのお土産屋さんと同じ感想を持った。
ヘリーハンセンのウェアが豊富にあって、ずっとこんなのが欲しいなぁと思って探し続けていた半袖パーカーをGET
ダンナも、ずっと探していたタイプのハーフパンツをGET
部屋で飲む用の菊の露ボトルと氷を合わせて求め、部屋に戻る。

贅沢な一日に、満足&感謝。

~Day 4に続く~

2007年8月14日 (火)

2007 宮古島旅行記(3)

■Day 2 (後半) - 7/22(日) 伊良部島&下地島ドライブ

通り池周辺を散策して車に戻った時点で、午後4時頃。
まだ日は高いし、一気に島を一周するのも可能だとは思ったけど、もう汗だく。
今いる下地島と、今夜の宿泊施設・てぃだの郷はかなり近いので、とりあえずチェックインしよう、という事に。

★てぃだの郷★
ここは研修施設のような感じで、3階建ての横長な建物。
施設は西向きで目の前には芝生が広がり、その向こうには大小の岩が点在する面白い景観の「佐和田の浜」が広がる。
昔の大津波によって運ばれた岩達なんだとか。この浜は、「日本の渚 100選」に認定されているらしい。納得。
一階にフロントとお土産屋さん、2階に食堂、3階が宿泊の部屋、という作りになっている。
一泊二食付きで、かなり安いので、部屋は民宿みたいな感じかと思っていたら、ちょっと広めのビジネスホテルのような感じでこざっぱりしていた。
ベランダも広く、目の前に開ける芝生・その向こうの浜・その向こうに飛行機の滑走路&誘導路がサンゴ礁に向かって延びている。
エアコンは、あらかじめ入れておいてくれたようで、今にも壊れそうな派手な音をたてながらフル稼働している。
しかしあまりの暑さに、全く涼しくならない。部屋にいても汗がダラダラと流れてくる。すさまじい湿気だ。
シャワーを浴びて着替えて出かける事にし、手早く身支度。
フェリーの着いた港は島の東側、今いるのは西側。
島の残り半周を北に向かって回り、港の近くから島の真ん中を突っ切るようにして宿に戻ってくるプランにした。
フロントのオジサンは夕食の支度で食堂に行ってしまっている為、電話で部屋のキーをカウンターの内側に置いていく旨伝えて出発。
のんびりしてるよなぁ。夏休みだけど、宿泊客は私達だけかもしれない。

★フナウサギバナタって・・・?★
島の北側に、展望台があると聞いたのでそこを目がけて走る。
サシバという、この島のトレードマークになっている鳥をかたどった、「フナウサギバナタ」という展望台なんだそうだ。
相変わらずすれ違う車のほとんど無い、両側からサトウキビが侵食してくる道を、北に向かって走る。
左手に海を見ながら、だんだん高度が上がってくる。
そりゃそうか、目指す場所は展望台なんだものね。
道の先の岬のあたりに、何か大きいものが見える。あれが展望台だね、と話ながら走る・・・が、思ったより遠くてなかなか着かない。
近くに見えたけど、そうでもなかったのかな?違う道を行ってるのかな??と思いつつ走っていたら、そいつはいきなり現れた。
通常のモニュメントでは有り得ないような、やたらと大きなサシバだったのだ。

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二人でその下に立ち、絶句。
初めて牛久大仏を近くで見た時に、同様の衝撃が走ったのを思い出した。
結婚して間もない頃、輸入のトラブルで茨城にあるダンナ担当の会社のラインを止めそうになり、日曜に成田で製品を引き取り→お客さんの工場に納品、という事態になったのだ。
ドライブ兼ねて一緒に行こうという事になり、小雨まじりの薄暗い道をおしゃべりしながら走っていた。
すると突然霧が薄れ、目の前に巨大な大仏の「腰から下」が現れたのだ。
あまりの衝撃に、二人で「うわぁ~!!!」と叫んだのをよく覚えている。
だってそんなものがあるなんて知らなかったんだもの!大魔神が急に現れて驚く村人はこんな心境だったんだろうなぁ・・・などとマヌケな事を思っていた。

話を戻そう。

フナウサギバナタとは、島の人達が船で出て行く人々を見送る場所だったんだとか。
遠くまで、広く見渡せる。風が吹き抜けて心地良く、ずっとたたずんでいたい場所だ。
なんとなく、波照間島の「最南端の岬」の風景を思い出した。
もっともあそこには、こんなに巨大なサシバはいなかったけどね。

★離島にコンビニが!★
港近くに戻ってきた。見かける参院選向けの選挙ポスターの数が増え、集落なんだなという感じがする。軽トラックにも頻繁に出合う。
今まで走ってきた道が山手線に例えると、中央線のように真ん中を通っている道があり、ここを通って宿に帰る。
この道には、なんとコンビニがあった!小ぎれいなファミリーマート。
今までに訪れた小規模な離島でコンビニのあるところなんて初めてだよ。
離島らしからぬ風景と言ったら失礼だけど、ものすごい違和感を感じた。便利なんだけどね。
でも小ぎれいな入り口の横に立っているポストは、「離島のポスト」らしさを漂わせていて、そのミスマッチが面白かった。
(何故かホッとした。)
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★夕日に感動★
宿に着くと、ちょうど晩御飯をお願いした時間だった。午後7時。
フロントには誰もおらず、食堂にいるおじさんと電話しながらふとカウンターを見ると、さっき置いていった部屋の鍵が目に入った。
「見つけたから、持って行っていいですか~?」「あぁ、どうぞどうぞ~」
考えてみれば、こんなやりとり、東京じゃめったに無いよね・・・。

食堂に行くと、既に一家族が先に食事をしていた。
私達以外にも宿泊客がいるみたいだ。
差し込む西日で、食堂の中ははオレンジ色。
スタッフの人がカーテンを開けると、息を呑むような美しい夕日が、海の向こうに沈んでいくのが見えた。
完全に沈むまで、皆無言でその景色に釘付け。
こんなに素敵な日没って、滅多に拝めるものじゃない。
マウイ島で見た夕日も素晴らしかったけど、私の中ではこの日見た夕日の景色が一番だったように思う。
とても贅沢な、静かな時間だ。
ごちそうさまでした。

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~Day 3 に続く~

2007 宮古島旅行記(2)

■Day 2 7/22(日)- いざ、伊良部島へ

フロントからの電話で目が覚める。
今日から借りるレンタカー会社の人だった。
10:00にホテルに迎えに来てくれる予定だったんだけど、もう少し早めに行ってもいいかという電話だった。
「いいですよぉ~...」と言いながら時計を見たら、既に9:30、えぇっ!!?
昨夜酔っ払って部屋に戻り、翌朝の準備も(目覚ましのセットすら)しないで爆睡していたのだった。
慌ててダンナをたたき起こして、身支度を済ませて20分後はチェックアウトした。
運動部で培った着替えの早さは、こういう時に役にたつのだな。

今回の旅のお供は、日産のTIIDA(てぃーだ)。
私の愛車・CUBEを買う際、最後まで候補として残った車だ。
ずっと乗りたかった車だし、とっても運転しやすい。それに、沖縄の言葉で太陽を表す「てぃだ」と語感が似ていて、そんなところもツボをくすぐる。

まずは食堂で腹ごしらえ、そして今日はこれからフェリーで伊良部島に渡り一泊するので、大型スーパーのサンエーに寄って買出し。
現地調達するつもりで持って来なかった保冷バックを探してファッション館へ。
丁度良いトートバックサイズを発見、しかも¥525、開口部は全てマジックテープで閉まるようになっている。
いいじゃんこれ、使い勝手良さそうだし安いし、って事で即買い。
(後から思えば、最小の荷物で旅をする私達にはとても使い勝手の良いお役立ちモノだった。大活躍!)

日曜の昼前という事もあり、広い広いサンエーの食料品館は激混みだった。
カツオだしを大箱で買っているおばぁを何人も見かける。そういえば宮古島はカツオが良く取れるんだっけ。
宮古そばもカツオの味が利いていて美味しいんだよね。

氷、さんぴん茶や水、ドライブの友 サーターアンダギーに黒糖のお菓子等を購入。
乳製品コーナーで、なんとなく棚を見ていたらダンナに「やぎみるく探してるだろ?」と聞かれた。図星。
でも無かった。フツーに皆が飲んでいるものではないのかな。

買ったばかりの保冷バックに食料品を詰め込み、いざフェリーターミナルへ。
目的地の伊良部島は、宮古島の西側に見える。一時間おきに出ているフェリーで、20分程だ。
池間島・多良間島はそれぞれ宮古島とキレイな大橋でつながっていて絶好のview pointだけど、同じ様に宮古島本島と伊良部島をつなぐ大きな橋を建設中だという事を初めて知った。
でも完成予定は何年も先らしい。
伊良部島と、隣接する下地島を分かつのは川のような運河で、何本もの橋で両島はつながっているので行き来はカンタンだ。
下地島には、飛行機の民間訓練施設があり、ジャンボの離発着訓練の様子を目の前で見られるという。
事前に調べたところでは、あいにくスケジュールが合わないようだった。
見所は他にもたくさんあるようだったので、まずは港から、島の周回道路を一周してみようと決めた。

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伊良部島は、けっこう高低差のある島だった。アップダウンが激しく、断崖絶壁のような岩壁があちこちに見える。
周回道路は、片側一車線ずつで、余裕をもって対面通行できるくらいの幅があった...が。
道の両脇に生えているさとうきびや他の植物が道の中央近くまで侵食しているところがたくさんあって、対向車とすれ違えないんじゃないかと思うくらい道幅が狭くなってしまっている所も多くあった。
っていうか、対向車とすれ違う事って滅多になかったけど。

★宮古島を一望・牧山展望台★
まず向かったのは、海を挟んで東側の宮古島が一望できる牧山展望台。
右端に車間島、左端に池間島まで、全部見える。
丁度乗ってきたフェリーの航路と、建設中だという出来かけかの橋の端っこがそれぞれの島から尻尾のようにちょろっと突出しているのが見える。
こりゃー、つながるのは何年も先だね、確かに。
やっぱり、この島周辺の色は息を呑む程美しいと思う。他に誰もいない展望台で、しばらく風に吹かれながら景色を眺めていた。

展望台のあった高台から周回道路へ徐々に降りていく途中、大きな飛行機が視界に入った。
あれ?宮古島の空港に降りていく飛行機かな?と思っていたら、急旋回して伊良部島方面に向かって高度を落としてくる。
訓練やってるじゃん!!と車の中で大盛り上がり。嬉しー、今回は見られないと思ってあきらめてたのに!

★渡口の浜★
次に向かったのは、多くの宮古島フリークの知人達が必ず行け、と教えてくれていた「渡口の浜」。
ここもまた、息を呑むような美しさの白砂ビーチだった。

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キレイなビーチは宮古島にはいくつもあるのだけど、ここのビーチの砂は、驚く程細かくてサラサラなのだ。
砂というより...茶色がかった粉砂糖のような感じ。こんなに細かい砂が存在するんだ...って、感動。
すぐ脇に流れている川(下地島との境の運河?)すらも、エメラルドグリーン。
見とれてしまう光景だった。でも、暑くて長くはいられない!!
明日また来ようね、と決めて次の名所、「通り池」へ。

途中、道路の左右にフェンスが立っている区間があり、そこで止まっていると真上を大きな飛行機が通過、大迫力!
フェンスの先は、滑走路と誘導路だったのだ。そこを島の周回道路が横切っているのだね。
滑走路に下りてくる飛行機が頭上を通るなんて、初めての経験だ。
お馴染みの青ではなく金色の模様が機体にかかれているANAのジャンボと、ボンバルディアのプロペラ機。
何度も着陸しては飛び立ち、旋回する飛行機、見飽きない。いやー、堪能。
そのうち暑さに我慢できなくなり、車に戻る。

★通り池★
通り池というのは、底の部分が海とつながっているプールのようなところだと聞いていた。
行ってみると、海に突き出しているゴツゴツした断崖の公園に大きな大きな穴がポッカリと空いていて、そこに大量の水を蓄えているのだった。
深い深い藍色で、じっと見てると怖い。
後から聞いたら、ダイバーには人気のスポットなんだって。あんなところからダイバーが急に顔を出したら、腰抜かしただろーな、私。

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それにしても、こんなに暑くて、ゴツゴツの岩(火山岩?)の過酷な環境で育っている植物達。
とてつもなく生命力が強いんだなって改めて感心する。

*** Day 2 後半に続く ***

2007年8月13日 (月)

2007 宮古島旅行記

■Day 1 7/21(土)- 名古屋から宮古島へ。

今年の宮古島旅行は、初めてダンナの赴任先である名古屋から行こう、という事で、前日金曜の終業後に名古屋入りしていた。
初めて名古屋セントレア空港から那覇を経由し、宮古島へ行くルート。
宮古に4泊・本島に2泊して金曜日に名古屋に帰ってくる行程だ。
ゆっくり起床し、お昼に近隣駅から出る空港直行バスでセントレア空港へ。

空港や鉄道の大きなターミナルの雰囲気って、大好きだ。
自分がバカンスで利用する時はもとより、仕事で利用する場合でも、なんだかワクワクしている人達に接する機会が多いから、かな。
大学時代、東京駅の集客数がめちゃくちゃ多いハンバーガー屋でバイトしていたけれど、どんなに忙しくても楽しかった。
その時の気持ちを瞬時に思い出せる場所が、空港や新幹線の発着駅なのだな。
セントレア空港は、お土産屋もレストランも趣向をこらしたカンジのものが多くて、空弁なんか買いたいものがたくさんあった。
そんな早く空港に着いてどーすんの、と言っていたダンナも、興味深げに一軒一軒のお店を覗いている。
しかしゆったりした調子で過ごしていたが、学校も一斉に夏休みに入った直後で店も検査場も混んでいる、という事に気付くのが遅れて慌しかった。
荷物検査のゲートの前は、長蛇の列。ゲートを抜けた時には出発10分前になっていて、荷物を抱えて通路を走る、走る。
無事乗れてホッと一安心。考えてみれば、ハイシーズンに旅行するのって超久しぶりなんだな。

那覇で乗り換えに一時間半。
ここの見慣れた搭乗口の待合席に座っている時間は大好き。
これから島に向かう期待感でワクワクする。
そして、必ずDuty Free Shopで白いマニキュアを買うのが旅の決まりのようになっている。
普段の生活ではあまりマニキュアは塗らないのだけれど、日焼けした指には白いマニキュアが一番似合うような気がするから。
今年はラメ入りのものをGET。そして、旅行の時にしか買う気にならない、香水もGET。
こんな些細な事でもバカンスへの期待が高まる。

買い物を済ませて待合席に座っていると、そばの売店に貼ってある「やぎみるく」の文字が何故か気になった。
やぎみるく。飲んだ事ない...。
どうしよう。なんだかとても気になる。
試してみようか?でもなぁ...と悩んでいるうちに、搭乗時間に。
まあいいや、縁があればまたどっかで見かけるでしょ。

私達が乗った宮古島行きの便は、この日の最終に近い便。
初めて宮古島の空港に着陸した時、窓から見えた宮古島周辺の海の色に、思わず「なんじゃこりゃ!」って叫んだ事を思い出す。
言ってみればバスクリンのような色というか...自然に出来た色とは思えない光景で。
しかし日の入りが遅い沖縄といえども、7時半近い到着だったので既に日没後。
あの時と同じ光景は拝めなかった、残念。

預けた荷物も無いので、到着してすぐタクシー乗り場へ直行。
空港ロビーの自動ドアが開いた瞬間、二人で「あっつ~!!」と叫ぶ。
想像していた以上の強烈な熱波のお出迎えだ。当たり前といえば当たり前なんだけど。

今夜の宿泊先は、初めて泊まるホテル、「アトールエメラルド」。離島へ行く平良港隣に建つ、大きなホテルだ。
宿泊のみだから格安プランで頼んだのだけれど、高層階の広い角部屋が用意されていた。
ベランダに出ると、西向きで、港が良く見える。夕日もきれいに見えただろうな、残念。

晩ご飯を兼ねて飲みに行く事にし、フロントにお勧めのお店を聞きに行った。
いつもこんな時は、ホテルのスタッフの方々の行きつけのお店を教えてもらう。
ここのフロントの若いお兄さんはとても親切で、地図にいろんなお店の特徴を紹介しながら書き込んでくれた。
今夜は、ちょうどお祭りをやっているとの事。もしかしたら入れない店が多いかも、との懸念もあったがとりあえず市街に向かう。
歩いても15-20分くらいの距離だって事は知ってたけど、暑いし上り坂だしお腹もかなり空いていたので、タクシーで。
市街に近づくと、浴衣姿の子達がたくさん歩いていて、賑やかな雰囲気が伝わってきた。

メインストリートからちょっと入った路地にある、「ぽうちゃたつや」というお店に入ってみた。中、大賑わい!
9時頃だったが、ラッキーな事にちょうどカウンターの二席が空いていた。
メニューを見ると、沖縄らしい料理の他にも、生湯葉のお刺身や牛レバ刺し等、私達の好物がずらりと並んでいて期待が高まる。
期待通り、何を食べても美味しかった。特に島らっきょう。シンプルなものだけに、味付けのセンスの良さを感じるもの。
カウンターの中の大将は、大忙し。バイト風の若い女の子も、奥様も、とてもカンジがいい。
お客さんが帰りだしてひと息つくと、カウンターの中の大将が「これ、気に入ると思うから食べてみて」と出してくれたゆでピーナツが絶品!
ここから大将や奥さんとの会話が始まり、大盛り上がり。
今年は特に雨が少なく、暑い夏なのだという事。青切りみかんとシークヮーサーの見分け方。ヤギ汁に挑戦するなら多良間島がお勧めだという事、etc...
美味しい料理と、美味しい泡盛と、楽しい会話。気がついたら12時をまわっていて最後のお客さんになっていた。

店を出て、「宮古に来たら、絶対にまた寄ろう、って店が一つ増えたね」って会話をしながら帰りは歩いてホテルに帰った。
坂を下っていけば港だし、夜中で風が気持ち良いし。
12時を過ぎているけれど、お祭りの後らしく、赤い顔をして右へ左へと千鳥足で歩く「絵に描いたような酔っ払い」のおじさん達がたくさんいて、おもしろかった。
宮古島名物、「オトーリ」でああなっちゃったのかな、みんな。
なんだか楽しー。