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2008年1月22日 (火)

屋久島旅行記2007 (2)

■Day 1 - Dec 18

羽田空港に8時集合。
いつも羽田に行く時は車が常なんだけど、今回は私の車はダンナが出勤に使うのでバスか電車で。
寝不足で運転するのは絶対にパスしたいところだし。
自宅沿線の近くの駅から出ている直行バスで行こうかと思っていたが、電車の乗り継ぎで行くと20分程ゆっくり家を出られる、という事が分かり電車で行く事にした。
しかし。
かなり小さめとはいえ、キャリーケースを持って平日朝の電車に乗るのはかなりキツい事だと乗車してから思い知った。
網棚にあげても収まりが悪いから、落ちてきやしないかとびくびくしながら、常に手をのばしてカバンの側面を押さえ続ける。
乗り換えの度に、混んでる人ごみをかきわけてカバンを抱えて乗り降りする。
じゃあ足元に置いてみようと思うと、やはり混んでくると周囲の人々の足元に迷惑がかかる。
そういえば私は、ラッシュの電車が嫌いで高校も大学も会社も、あえて下り方面の遠い所を選んだんだったっけ、という事を改めて思い出す。
直行バスにすれば良かった、と後悔。
今度羽田に車で行けない時は、時間がかかっても直行バスにしよう、と固く誓った。

さて、行くと決まるまで屋久島の位置についてよく知らなかったのだけれど、調べてみると思ったよりずっと九州寄り - 地図で見ると鹿児島の目と鼻の先のような近さに見えた。種子島のすぐ隣。鹿児島県だ。
奄美大島のように沖縄に近いようなイメージを持っていたので、意外な感じがした。
屋久島へは鹿児島空港から小型の飛行機に乗り換えて35分のフライトなのだが、12月はシーズンオフらしく、一日4便しかないので待ち時間がかなりある。
ちょっと時間がもったいないので他の行き方も調べたところ、鹿児島港から船で行く、という方法もあった。
しかし鹿児島空港から港までがバスで一時間強かかるという。
更に乗船時間も、一番速いジェットフォイル(船)でも2時間35分かかるという。
船の旅も好きだけれど、2泊3日という短い旅程を考えて飛行機で行く事にした。

■鹿児島空港
乗継時間が長い為、いったん外に出てみた。
季節はクリスマス直前。
羽田空港はロビーもキレイな飾りつけをしてあったが、鹿児島空港のロビーでは焼酎瓶のツリーがお出迎え!
おぉ、さすが鹿児島!と旅の気分が盛り上がる。
翌年から放映が始まる大河ドラマ篤姫の宣伝と、鹿児島(薩摩?)弁で書かれた看板、ご当地名物品のポスター…
ちょっと古めかしかったりするんだけど、そういったものを見ると「旅の始まり」を意識できて楽しくなる。
空港の入り口には「おやっとさぁ(おつかれさま)」と書かれた足湯があり、私がチケットを出力してもらっている間、両親はこの足湯を堪能していた。
フライトでだるくなった足が軽くなったと喜んでいた。へぇー。

P1020680
めっちゃツボにハマった、焼酎ツリー!

■JRC
乗ったのは、小さなプロペラ機。今まで乗った中で一番小さい機体かも。
迫力のある音と揺れが全身にダイレクトに伝わってきて、けっこうなスリル。
でも窓から見える光景は、なかなか楽しかった。
眼下に広がる桜島、そして開聞岳。
いつも飛行機に乗ると、日本地図と全く同じ地形だという事を認識できて感動する。あったりまえの事なんだけど。
周囲は島が多く、飽きる間もなく種子島と屋久島が見えてきた。
すごい。島全体が森、っていう感じで緑が迫ってくる。
屋久島は洋上アルプスとも言われているそうで、1000m級の山々が連なっている。
明らかに沖縄の島々とは違う何かを感じる。
何だろう。西表島とも、全く違う感じ。でも、こういう雰囲気、どこかで見た事があるような…。
着陸の為に飛行機が旋回した時、思い出した。
そうだ。昔の映画の、キングコングの島!
P1020697
波照間島に行った時のジェット船のような、大揺れを堪能(?)しました…

■屋久島ドライブ
空港を出ると、暖かかった。
レンタカーを借りて、宿泊ホテルのある尾之間温泉方面へ、島の周回道路を時計周りに走ってみる。
とにかく目に入るのは、圧倒的な緑、緑、緑。
その緑の中に変わった形の岩山がそびえたっている。
何か神々しいというか、畏怖の念を感じさせるような雰囲気を漂わせている。
沖縄のような南国らしさはそう感じないのだけれど、12月半ば過ぎなのに咲き乱れている色とりどりの花々を見る度に、やはり暖かいのだなと思う。
でも、通常は12月に入ると、山の上では雪が降るんだって!
私達は、山に入れるギリギリの時期に来たみたいだ。
観光客の姿も、ほとんど見かけない。

P1020702 P1020703

■「千尋(せんぴろ)の滝」
周回道路からそう遠くなく、わりとカンタンに行ける滝という事で千尋の滝に寄ってみた。
周回道路から外れて島の中心方向に向かうと、どんどん標高が高くなっていく。
すぐに道路の両脇が柑橘系の畑となった。
ぽんかん・たんかんが屋久島の名産らしい。

駐車場に車を止めて、降りたとたんに気持ちの良い空気に包まれた。
鼻で思い切り空気を吸うと、なんともいえない幸せな気分になる。
千尋の滝の展望エリアまで歩くと、滝は遠くにあるのだけれど、体中が水分をまとっているような気がした。
マイナスイオンたっぷりの場所なんだろうな。
誰もいなくて、とても静か。
そして花崗岩の岩肌が、迫ってくるような迫力。
こういう雰囲気って、写真にもビデオにも残せないんだよね。
大きな観光バスが到着して賑やかな団体さんが登場するまで、静かな時間を楽しんだ。

P1020708
岩肌が迫ってくるみたい。

■ぽんかん・たんかん
屋久島フルーツランドなるものがあるらしく、南国フルーツ好きの母さんがそこに寄ってみたいと言い出した。
もう夕方だしシーズンオフだし、やっているのか不安ではあったがとりあえず向かってみる。
到着したのは5時で、閉まっていた。
営業時間終了なのか休園期間なのか、良く分からん。
ホテルに向かおうか、と周回道路に戻ろうとすると、道に無人販売所があり、7-8個のぽんかんがビニール袋に詰められて100円で売られていた。
一袋買って車の中で食べてみると、すーーっごく美味しい!
レンタカーの変な匂いがなんとなく気になっていたのだけど、一気に車の中がリフレッシュされる。
12月はぽんかんの旬、1-2月はたんかんの旬なんだそうだ。

■屋久島いわさきホテル
宿泊ホテルは、尾之間温泉地区にある、屋久島いわさきホテル。
せっかくだからハイクラスのホテルに泊まろう、という事で選んだホテルだ。
3人一部屋、しかもシーズンオフ…という条件もあったからかと思うが、朝食付きで一人1泊\11,000だった。
これは超お勧め!
ホテルの設備はお金かかってるし、眺望は最高のロケーションだ。
部屋からはモッチョム岳を臨め、各階のエレベーターホールからは大パノラマで海が臨める。
温泉大浴場も露天風呂のある庭も広くて気持ち良く、設備にお金かけてるなぁ、という感じがする。
何よりもビックリしたのは、吹き抜けのロビーにそびえるレプリカの屋久杉だ。
結構リアルに出来ているのだけれど、何故¥7,000万以上もかけてここまでのモノを…?と不思議に思った。
夜になるとこのレプリカ屋久杉がライトアップされて、ロビーのガラス越しに広がる中庭に立っているように見えるのだ。
幻想的なこの光景はとても素敵で、何度も立ち止まって眺めた。
他に観光客があまりいなくて静かだったのも、運が良かったのかな。

P1020779
良く出来たレプリカの屋久杉。ライトアップの写真が撮れなくて残念!

…Day 2 に続く…

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