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2008年1月19日 (土)

屋久島旅行記・プロローグ

事の発端は、ダンナの帰任だった。

2007年は私は勤続15年で、一週間のリフレッシュ休暇がもらえる。
名古屋に単身赴任しているダンナと、お互い休みの取れそうな時期を合わせ、浅草の私の両親も一緒にマウイに行こう、という大まかな計画をたてていたのだ。
両親にとっては初海外だ。

ところが夏以降、ダンナの帰任話が急浮上。
本社に帰任し、職種も変わる事になった。
しかし具体的にいつ引継ぎを終えて戻ってくるのか?という話がなかなか詰まらず、11月半ばになってようやく彼は名古屋から戻ってきた。
私のリフレッシュ休暇の権利は年内いっぱいなのだが、異動したばかりの彼がすぐに一週間の休暇を取れるようなカンジではなく、(そりゃーそうだ。)結局12月の半ばに私だけが休みを取った。
4人で行くハワイの話は翌年の夏休みあたりに延期。
せっかくだから、二泊三日あたりで両親と三人で国内のどこかに行こうという事になった。

クリスマス前の平日だから、新幹線もホテルもそんなに予約には困らないから、京都と神戸に1泊ずつ、とかそんな感じで行きたいとこ決めといてね、と両親には言っておいた。
私は、長期休暇に入る直前はいつも大残業生活だ。
休み直前の金曜日も深夜近くまで残業し、ようやく開放された気分で浅草の実家に向かった。
週末に詳しい行き先とかを決めて、火曜日から二泊三日で出かければいいよね、という話をしていたのだ。
京都も神戸も、メジャーどころのホテルの空き状況が充分な事は確認済みだから気楽だ。

…と、京都だ神戸だと言っても、父さんがイマイチ乗り気でない事に気付く。
「暖かい所がいいなー。伊豆で旨いもの食った方が…」なんて言う父さんに、母さんは「そんな近場の旅~!?」と大反発。
そのうち、TVで富山湾の海の幸の特集を見ていて「富山に海の幸食いにいくか?」なんて話になった。
確かに冬の富山には行ってみたいと思ってたけど、やっぱり飛行機使用になるよね。

「二泊の旅行に高い飛行機使うんだったら、かなり遠くまで行けるよ」と言った途端、「せっかくパスポート取ったんだから、韓国は?」「いいじゃん、台湾ってテもある」なんて話で二人が盛り上がりだした。
ちょっと待て!こんな直前で格安のツアーなんか見つけられる訳ないではないか。
正規料金に近い国際線運賃なんて、もったいなくて払えないぞ。
しかも、台湾は何度か行った事あるけど、たった二日間で下調べして連れてくのなんて、無茶!

「せめて国内にしようよ。九州とか四国とか…」
と言うと、二人が同時に「そうだ、沖縄!」と叫んだ。
あー…なるほど。
前年に、おばあちゃんや両親達を石垣島に連れていった時、エラく感動していたのだ。
帰りに乗り継ぎで本島の景色を見た時、沖縄本島も行きたかったなぁとずっと言っていたっけ。
沖縄だったら、何度も行っているから安心して連れていけるし、私も行きたいし、いいかも。
前に泊まった時に「両親を連れてきたかったな」と感じた万座全日空ホテルあたりに泊まって、美ら海水族館に行って、鯨ウォッチングのツアーにでも参加して…ってプランが頭に浮かぶ。
航空券は普通運賃しかないかもしれないけど、まぁいいだろう。
じゃあ、早速手配するからと言って日曜日に帰宅した。

二日前では、やはり割引の航空運賃は適用できない。普通運賃、高い!
ふと、オフシーズンだから、ANAのいっしょにマイル割を使えれば安く行ける!と思ったものの、最低でも4日前迄の購入じゃないとダメらしい。あ”ー、やはりディスカウントチケットショップで株主優待券でも買うしかないか…と思っていたら、母さんからTELが。

「さっきね、天気予報見たら、来週は沖縄はずっと雨だっていう予報なの。沖縄で雨じゃ寂しいから、屋久島に行かない?父さんも、屋久島なら行ってみたいって言ってるし」と。

屋久島…???

世界遺産の特集番組や素敵な旅行記を見て、いつか行ってみたいとは思っていた場所だ。
屋久杉、雨の島、もののけ姫のモデルの森…。
しかし、ハッキリした場所すら知らなかった。
どっから、どうやって行くんだ?

しかし確かに沖縄で雨続きではもったいない。
とにかく屋久島に行く、という事が日曜の深夜に決まった。
出発は火曜日だ。
夜中ずっとネットでいろんな事を調べ、ホテルやレンタカーの予約もウェブで済ませた。
航空券は直前で割引が無いので、そんなに大きな割引幅は期待できないけど、ディスカウントチケット屋さんで株主優待券を買うしかない。
希望フライトの空席状況だけチェックして、最低限の事が済んだ時には月曜の朝だった。

起きてきて出社の準備を始めたダンナに「明日の行き先、屋久島になった」と伝えたら、えぇっ!?と驚いていたけれど、浅草の両親のマイペースぶりは良く知っているので「さもありなん」って感じだった。
ダンナも一緒だったら間違いなく楽しくなるのになぁ。本当に残念だ。

ディスカウントチケットも購入し、ホッと一安心。
しかし、リフレッシュ休暇中だってのに、普段の仕事と同じような事やってるわって思ったらちょっと笑えた。
次はガイドブックやウェブで、行きたい場所をピックアップ。
やる事はたくさんあって、荷造りに手をつけたのは月曜の深夜だった。
フライトは火曜の朝。
結局こんな調子で、旅行の前日は決まって寝不足なのだった。

■Day 1 に続く

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