« 2008年9月マウイ島&オアフ島旅行記(3) | トップページ | 2008年9月マウイ島&オアフ島旅行記(5) »

2008年11月 1日 (土)

2008年9月マウイ島&オアフ島旅行記(4)

夏休みハワイ旅行~Day 4 前半
Sep 13(Sat.)

☆ハレアカラサンライズ&ダウンヒルツアー☆
前回マウイ島に来た時に、一番楽しかったツアー。
そして私達のその話を聞いた時から、ずっとそれを楽しみにしていた両親。
世界最大級の休火山、ハレアカラの頂上でサンライズを見、その後 山から海辺まで一気に自転車で降りてくる、というものである。
前回の時は、マウイで宿泊したワイレアのマリオットホテルのツアーデスクで前日に申し込んだ。
今回も、前日まで両親のマウイでの反応と天気予報を見て、最終的に「参加したい」意思が確認できたので、前日にエルドラドのツアーデスクで申し込み。
こういう自由度の高いところが個人手配旅行の良いところで、多少面倒でも譲れないところなんだよね。
叔父夫婦が私達の体験談を聞いてやはりこのツアーに参加したいと思ったらしくて、昨年日本の旅行代理店経由でマウイ島ツアーを申し込み、同時にこのハレアカラツアーも申し込んだらしい。
ところが当日は雨。
でもキャンセルする事が出来ないということで、サンライズも当然見られないのに頂上まで連れて行かれ、雨の中 景色もよく見えないのに自転車で降りてくる、という事態に陥ったとか。
サイアクじゃん。

さて、当日朝(っていうか、夜中の2:30) にホテルの入り口でバンが迎えに来てくれてピックアップ。
カアナパリエリアや近隣のホテルにピックアップの為に寄る。
想像通りだが、日本人は我々のみ。
前回ワイレアのマリオット経由で申し込んだ時は年配の(定年退職後旅行っぽい)アメリカ人夫婦が多かったけど、今回は若者カップルばっかりだ。
ほとんどが新婚旅行カップルの模様。
ツアーの参加者は計10人ほどで、バン一台に丁度乗りきれるくらい。
空港の近くまで行き、ハレアカラに上る道に少し入ったあたりに、プレハブの事務所があり、そこでマフィンやドーナツ、コーヒーの軽食が振舞われ(自由に取れ、って感じ)、そこで書類にサインをしたり(何があっても自分の責任です、みたいな書類。ダイビングの時も毎回書かされるから慣れてはいるものの、ちょっと緊張するよね、やっぱり。)自分のサイズに合う防寒着と手袋を選んだりする。
3,000mくらいの高度になる頂上は、真夏でもかなり寒いのだ。
私達のツアーの担当は、マイクとチャックの二人組。
かつて参加したどのツアーにも言える事だけど、オプションツアーの担当の人達ってゲストを盛り上げるのがとても上手い。
ツアー代金やチップを払う価値のある楽しさを提供するプロだな、っていう事を感じさせてくれる。
そういう業界が成熟しているアメリカらしいなぁ、って思う。
日本にも優れたサービスのツアーはたくさんあるけど、当たり外れの度合い?が全然違うような気がするな。
チャックは日本にプライベートで何回か来ているらしく、日本語がしゃべれる訳ではないけれど日本に関するいろんな話題に触れようとしてくれるから、両親も少しは緊張がとけたみたい。

ハレアカラの頂上には米軍の施設があり、その為に頂上まで車の通れる道路が舗装されているおかげで気軽に頂上まで行けるのだ。
バンは、ゆっくり頂上に向かって走る。
灯台や海沿いのホテル群の明かりが眼下に広がり、とてもキレイだ。
どこかで火事が発生しているのまで見えた。
一時間半近く走ると、ハレアカラの頂上近くに到着。
ビジターセンター周辺に、柵があり、その向こうがハレアカラのクレーター、そしてその向こうから日が昇ってくるのが見えるのだ。
着いた時は明け方の5時近くの為、まだ真っ暗。柵の向こうのクレーターも、霧がたちこめていて何も見えない。
そこで日が昇るまでフリータイムとなっている。
ツアーじゃなく、自分達で車で頂上まで来た観光客達は、あまりの寒さに震えたりビジターセンターに逃げ込んだり。
ホテルから布団を持ってきて、くるまってる人達もいた。

こんなに雲(霧)が立ち込めてたんじゃ、サンライズも見られないんじゃないのかな、と心配していたけれど、薄明るくなっていくにつれて、段々雲(霧)が下がって行くのが分かる。
そして日の出前だけどすっかり明るくなった頃、目の前に徐々に霧が晴れると同時に広大なクレーターが現れ、周囲のあちこちから感嘆の声が漏れる。
この光景も、両親に見せたかったんだよねー。
二回目でも、感動する光景だ。
そして、正面の雲の向こうからのご来光。なんか荘厳な気持ちになる。
信仰する宗教なんて無いのだけど、思わず手をあわせたくなるような、不思議な、静かなパワー。
最近流行っているパワースポットとかスピリチュアルの世界とかって事に傾倒したり考えたりした事って無いんだけど、圧倒的な自然のパワーに対しては無意識に手を合わせたくなるというか、頭を下げたくなってしまう自分がいる。
これって何なんだろうね。
沖縄に行った時に特に良く感じるんだけど。
自然に対する畏れっていうのが日本人のDNAに入っていたりするのかな?
まあ、別に理由付けする必要は無いんだけどね。

Dscn1189
暖かいビジターセンターの中も周りも、日の出待ちの皆がスタンバイ

P1030126
この霧、晴れるんだろうか?ちゃんと日の出に合わせて下へ降りていきました。

Dscn1195
眼下いっぱいに広がるクレーター。2001年宇宙の旅の撮影場所です。

Dscn1197
荒涼としたクレーターが広がる。ここを歩くツアーに参加するのも良いかも。

Dscn1204
雲海からのご来光。静寂と冷たい空気の中、息を呑む瞬間

日が昇ると、お待ちかねのダウンヒルタイム!
バンに乗り込み、少し山道を下ったところに、自転車を積んだコンテナが停めてあり、そこで自転車をピックアップ。
ダウンヒルのシステムは前回参加したツアーと同じで、こんな感じだ。
先頭を走るのは、ツアーのガイド。自転車に自信のなさそうな女性が一番先頭で、自転車の隊列の最後をバンが走る。
今回のツアーでは、マイクが先頭を自転車で走り、チャックが最後尾のバンの運転。
先頭のツアーガイドと末尾のバンのドライバーは常にトランシーバーで会話し、何番目の誰が危ないとかいう情報をやりとりしている。
そして当然車が下りてくる車線を占有して走るので、降りてくる車がある程度渋滞したら最終のバンがその旨を先頭のガイドに連絡をする。
すると先頭ガイドが「路肩に寄るように」後続の自転車達に指示し、皆が路肩に寄ったらバンも路肩に寄り、後ろに溜まった車達に追い抜かせる、という感じ。
そして全ての車が通り過ぎると、また車線の中央に戻る。こんな事を数回繰り返しながら海まで降りるのだ。

さて、前回のツアーの時は、年配の参加者が多く、またアメリカ人はあまり自転車に慣れていないらしく とても慎重なツアーだった。
自転車もママチャリに近く、あまりスピードも出ないしこぎ易い。
後ろに渋滞した車達を通す時は、皆路肩に寄って停止する、といった感じ。
8時半頃に下り始めて、最終的にゴールの海辺の街、パイアに到着した時にはお昼であった。
(このパイアでランチするまで食べるもの一切なし。お腹すいて死にそうだった!)

こんな余裕こいたツアーだったから、毎日自転車に乗ってる両親には楽勝だろうと思っていたのだ。
ところが。
システムにはそんなに違いは無いとはいえ、今回のツアーの会社はスパルタ?というか「アドベンチャー系!」って感じだったのだ。
自転車は、ママチャリというよりマウンテンバイク系。ちょっと乗りにくい。
車を通過させる時には路肩に寄るが、前のツアーのように停車せず、そのまま走り続ける。
はたして母さんにとってどうなのか?と思いきや、やはり扱いに苦労したようで。
コントロールしにくいマウンテンバイクの上に、急な下り坂とカーブの多い道。すこし走ってみたところで恐怖感を覚えたらしい。
まずは先を行くガイドのマイクが母さんを先頭に指定、次に私、その後ろにアメリカ人の女の子3人、その後ろに男性人…と指定してスタート。
前を走る母さんの背中に緊張感が見える。
大丈夫かな…と思った途端、コントロールを失ってよろよろっとし、センターラインをオーバーしそうになった。
対向車線に倒れたら大変!と自転車飛び降りて駆け寄ったら、流石に先頭のガイドのマイクがそれよりも早く母さんのところに駆け寄り、「申し訳ないが危険なのであなたはバンに乗って欲しい」との宣告。
普段は気の強い母さんも最後まで行けるか不安を感じてた模様で、残念がるどころかホッとした感じでバンに乗った。
先頭のガイドって、後ろを向いて皆の様子をチェックしながら自転車こぐんだよね。すごすぎる。

母さんのリタイアで私が先頭になった訳だが、マイクの走るスピードが速いので、めっちゃ楽しい!
天気が良いので山肌から海までは遮るものが何もなく、右を見ると海まで見渡せる。素晴らしい景観だ。
車道を、風をきってハイスピードで駆け抜ける。
どのツアーも共通のルールは「前の人と一定の間隔を必ず保ち、追い抜いてはいけない」ので、前回のツアーではスピードが出ると前方をゆっくり降りる女性に追いつきそうになり、ほとんど控えめなスピードで走らざるをえなかった。
だから先頭を走っている時は、前方のマイクがかなり早めのスピードで走っていたので、サイコーのスピードで走れたのだ。
そのうち、後ろのアメリカ人の女の子が転んだり、スピードコントロール苦手な子がいたりしたらしく、休憩の度に私の前に女の子達が入り、ついには女子の最後になってしまった。
それでも皆それなりのスピードはキープしていたので、フラストレーションが溜まる事もなく快適なライディング。
馬や牛、ヤギのいる牧場を抜けたかと思うと松だらけの林の中に入り、抜けると何もない大草原のような景色…
高度が変わるに従い道路脇の植物や木の種類が変わり、立ち込める匂いも変わり、鳴く鳥や虫の声も変わり、風の感じも変わる。
ああ、自然の中にいる!って事を五感で感じられる、興奮の瞬間。こんな体験って、滅多にない。

途中、植物の素敵な小さな町、クラの売店で休憩。
キレイな花がたくさん…と思っていたら、マウイでたくさん栽培しているプロテアという花だった。
この街はプロテアの栽培で有名らしい。
周辺の別荘も可愛らしく、なんか素敵な街だなぁって感じた。
母さんは、自転車には乗れなかったけど、列最後を走るバンの助手席に乗せてもらい、車窓からの美しい風景を堪能できて超ご機嫌だ。
しかも大好きなビデオ撮影に没頭できて喜んでいた。

3年前に胆嚢を取る手術をした父さんは、それ以来疲れ易くなっていたので心配だったけれど、自転車で降りるのには何の支障もなく、しかも想像以上に早いスピードで降りられる事に喜んでいた。
「こんなツアー、日本だったら絶対許可されないだろうな」って。私も同感。
しかし平地に近づいてくると、少しペダルをこがなくてはいけない距離もあって、そこで失速して疲れたらしく、その時点でリタイアを宣誓してバンに乗り込んだ。

平地まで行くと、もうスピードは出ないけれど、のどかな森林や牧場の風景、咲き乱れる花々を眺めながら走るのはまた違った意味で楽しいもの。
なんて満足度の高いツアーなんだろう。
最後、パイアの街の教会前駐車場に着いて、ツアーはおしまい。
前回のツアーではパイアに昼頃到着して、それからランチして(甘い、甘~い生クリームがかかったホットケーキとか…甘いもの好きの私でもギブアップするカンジだった)解散だったが、このツアーはパイアに着いた時点で終わり。
時計を見たら、なんとまだ9時過ぎ! なんと前回のツアーと違っていることか。
同じ事をするツアーでも、会社によって本当に違うのだという事が良く分かった。
ダンナと私の感想は、今回の方が絶対に良かったね!だったのだが、両親にとっては前回のツアーの方が良かったのかもしれない。
これはまあ、参加してみないと分らないのだな。
母さんは、美しい景色をほとんどビデオに撮れたのだから大満足だとの事だったが。

P1030128
コバラヘッタ対策で持ち込んだ、ABCストアで買ったマウイチップス。
高所なんだと思わせる、パンパンの姿に…(なかなか美味しい)

プレハブ小屋に戻り、衣類を返却して、またバンでホテルへ送ってもらう。
ここでチャックとはお別れ。
マイクに各ホテルへ送ってもらい、部屋に入った時にはまだ10時過ぎだった。
メイドサービスも未だ来ていない。
一日を有効に使えるね!と大喜び。
疲れたし夜中起きで眠いし、で父さんは昼寝。
ダンナと私は、くつろぐ為にプールサイドへ。
土曜日なので、家族連れが何組かいる。ダンナは「オレ専用プールにこんなに人が!」などとほざいているが、それでもゆったり使えるカンジだ。
私は、本を読んだりうとうとしたり。
幸せな時間である。

今夜は、もう一つの楽しみ・オールドラハイナルアウショーを予約してある。
それまでは何の予定もないので、のんびりした時間を満喫した。

頻繁に、耳元で汽車の汽笛が聞こえる。
エルドラド沿いの大通りの向こうに、通りと並行して、ラハイナまでシュガーケイン・トレインの線路があるのは見えていた。
でも汽車が走ってるの見た事なかった…そうか、土日に走るのかな?
土曜日だからプールにも人がたくさんいるのかな…そんな事考えながら、何度も眠りにおちた。
明日はオアフ島へ移動だ。
もっともっとマウイ島にいたい。
このコンドミニアムでもっとのんびりした時間を楽しみたかったな…。

部屋に戻り、シャワーを浴び、小腹が減ったので、スーパーで買ったカップヌードルを食べる。
スーパーで買物中に見つけ、「カップヌードルだ!」と大喜びで買ってきたものだ。
でも良く見ると、「トマトフレーバー」「チキンフレーバー」「ビーフフレーバー」みたいなのしかない。
普通のカップヌードルを売ってくれよ!!と言いながら、とりあえずチキンとビーフを買ったものの…
二人で同時に一口食べたとたん、「こんなのカップヌードルじゃない…」
やはり、アメリカ人向けテイストだったのである。
教訓。
次回海外のコンドミニアムに行く時は、カップヌードルとサトウのゴハンを必ずもっていこう。
もちろん、めんつゆもね♪
P1030136
こんなのカップヌードルじゃ…

*** Day 4 後半に続く***

« 2008年9月マウイ島&オアフ島旅行記(3) | トップページ | 2008年9月マウイ島&オアフ島旅行記(5) »

2008年9月 ハワイ(マウイ・オアフ)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/2493220/70229563

この記事へのトラックバック一覧です: 2008年9月マウイ島&オアフ島旅行記(4):

« 2008年9月マウイ島&オアフ島旅行記(3) | トップページ | 2008年9月マウイ島&オアフ島旅行記(5) »